トレード情報

サスティナビリティへの取り組みSustainability

カリフォルニアオリーブは美味しく、
未来に貢献します。

カリフォルニアオリーブは、環境負荷を減らし、
持続可能な未来を作るため、様々な取り組みや研究を行っています。
2006年から、カリフォルニアオリーブのメーカーは共同で、国連が掲げる17のSDGs目標関連して、世界の問題を解決するプロジェクトを立ち上げました。社会的責任感に基づいた彼らの持続可能な取り組みは、これら17の目標に一致しています。
これまでに、水使用に関するセッションや、土壌脱塩、その他の農業上の課題についてのセッションを開催してきました。また、カリフォルニアオリーブのメーカーは、2011年から温室効果ガス削減目標をカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)へ自主的に報告しています。
CDP(www.cdproject.net):温室効果ガスの削減に取り組む、主要な協同組合且つ独立した非営利団体

カリフォルニアオリーブ業界の取り組み

外部排出水ゼロの施設

オリーブの木は、元来水をあまり使用せずとも育つため、その存在自体がサスティナブルで、カリフォルニアの気候にも適しています。
しかし、食用に加工する際はやはり水を一定量使用するため、業界は水の削減を最優先課題として取り組んできました。
カリフォルニアオリーブのメーカーで使用される水は100%敷地内で再利用され、河川や海への排水は一切ない、液体排出ゼロの施設となっています。また、オリーブの生産から出る工程水の80%を再利用し、728,434平方メートルを超える広さの「NyPa(飼料用牧草)」を独自のクローズド・ループ・システムで灌漑しています。
残りの20%の水は、二重構造の蒸発池に溜められ、母なる自然の力を借りて、塩分を残した上で水は蒸発し環境に戻ります。

外部排出水ゼロの施設

NyPa(飼料用牧草)

農業の黎明期から、土壌の塩分濃度は、世界中の農業における長年の課題でした。土壌に塩分が蓄積すると、植物の生育を妨げ、土壌浸食を引き起こすことによって土地は荒廃してしまいます。
カリフォルニアオリーブのメーカーは、この問題を解決する方法を見つけました。
「NyPa」という珍しい草は、塩分を水と一緒に取り込み、葉の上に排出し、最終的に土壌から塩分を除去する働きがあります。葉についた塩の結晶は、実際に見ることができ、そして味わうこともできます!
その干し草は毎年収穫され、地元の農家が牛の補助飼料(牛は塩味が大好きです)として使用しています。「NyPa」を収穫することで、土壌から塩分を除去することができるのです。
この技術により環境への影響を大幅に削減し、地域の生態系の改善に役立っています。
さらに、この革新的な除塩アプローチに加えて、カリフォルニアオリーブのメーカーでは、過去数年間に塩とミネラルの使用量を80%削減してきました。

NyPa(飼料用牧草) NyPa(飼料用牧草) NyPa(飼料用牧草)

ノー・キル・ポリシー

カリフォルニアオリーブのメーカーでは、厳格な「ノー・キル・ポリシー」を設けています。これは、私たちが野生動物を保護することを意味します。

ノー・キル・ポリシー

さらなる環境負荷の削減を
目指して

その他、エネルギー効率の良い機器や大規模なソーラーパネルを導入したり、廃棄物を焼却してエネルギーとして賄うことで、電力量を減らすことを目指しています。
処理水から油分を抽出してエネルギー(または食用油)として再利用する研究も行っています。
また、農薬の使用量を減らすために、農薬ではなくその土地に生息している生き物を利用して除虫を行う取り組みも行っています。
現在はまだ少量ですが、アメリカ・カナダ国内ではオーガニック商品も販売されています。

さらなる環境負荷の削減を目指して
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