外部排出水ゼロの施設
オリーブの木は、元来水をあまり使用せずとも育つため、その存在自体がサスティナブルで、カリフォルニアの気候にも適しています。
しかし、食用に加工する際はやはり水を一定量使用するため、業界は水の削減を最優先課題として取り組んできました。
カリフォルニアオリーブのメーカーで使用される水は100%敷地内で再利用され、河川や海への排水は一切ない、液体排出ゼロの施設となっています。また、オリーブの生産から出る工程水の80%を再利用し、728,434平方メートルを超える広さの「NyPa(飼料用牧草)」を独自のクローズド・ループ・システムで灌漑しています。
残りの20%の水は、二重構造の蒸発池に溜められ、母なる自然の力を借りて、塩分を残した上で水は蒸発し環境に戻ります。